破産の原因には、大きく分けると2つの場合があります。
1 債務超過の場合
会社の財産をすべて処分しても、債務を完済することができないことを債務超過状態といいます。
債務超過の場合は、破産することができます。
2 支払い不能の場合
会社に支払能力が無く、継続的に弁済を続けることが不可能な場合や、すでに会社が借金の支払いを停止しているような場合には、「支払い不能」とみなされ、破産することができます。
一時的に多額の借金があっても、今後の成長が強く見込まれるような場合は、支払い不能にはあたらないこともあります。
支払い不能かどうかについては、判断が難しいので、専門家にご相談されることをお勧めいたします。
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